なつかしデータ: キャッスル&ゲイツについて書き留めておきましょう
(一部に著作権の関係上パスワードチェックがあります,敬称略)

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 先日,カラオケでズーニーブーの「白いサンゴ礁」を久しぶりに歌いました.周りの人は
ほとんど知らなくて一人いい気になって歌ってました.土佐校は多くのシンガーを輩出し
ています.その1つキャッスルアンドゲイツも土佐校から羽ばたいたカレッジフォーク
グループでしょう.意外にサイト情報の少ないこのバンドを忘れないため,ここに書き留めて
おくことにします.

(ジャケットはスキャナで,楽曲は手持ちのEPレコードから起しました)


レコード1: おなはし/農夫の唄(東芝音楽工業EP-1130ジャケットより)
 ジャケットには3人のみ.レコード会社は東芝である.
以下の解説は,ジャケット2面目のニッポン放送プロデューサ島田多津郎氏の解説をもとに.

町田義人(Vo.G)S21/9高知県生,成城大4年,上地健一(Vo.B)S21/9長崎県生,明治大4年,
田村守(Vo.G)S21/6高知県生,東京大4年.確かに,卒業生名簿には,確かに町田,田村両氏
はS40年卒として載っている.

 土佐高校時代の町田と田村はフォーク好きで,S40(1965)に東京の大学へ進学.
S42(1967)正月,同窓会に帰高時に結成を思い立つ.S42年6月命名し「スチューデント・
フェスティバル」に入会,初めてのステージに立つ.
 その後,同宿人の上地を仲間にし,トリオで再出発する.おはなしがS42年3月に「フォ
ーク・ビレッジ」人気投票で第1位となる.
このバンドはメンバーを変えながらこの後,変遷を繰り返すとのこと.
参考: 「カレッジ・フォーク」サイト.
作家桐野夏生さんは追っかけをやっていたようだ.
インタビューシリーズ「私の好きな唄」(週刊現代2002年11月30日号).

   ジャケット1面 2面 3面 4面  おはなし 農夫の唄
                 おまけ:戦士の休息(町田義人)


レコード2: 鎮魂歌/最後のチャンス(日本ビクターJRT-508ジャケットより)
 S45(1970)4/29現メンバーを結成.先のメンバーからは3年後の再結成なのだろう.
この時は,4人組のフォークバンドであった.レコード会社もビクターに変わっている.
田村和郎(リードG),山下和久(サイドG),水田泰夫(エレキB),島崎章(ドラム).
田村氏は高知放送ラジオで長年パーソナリティを務めている.
名簿によるとメンバーはS43〜44年卒である.関連サイト(株)ユニゾン

   ジャケット表面 ジャケット裏面 鎮魂歌 最後のチャンス


レコード3: 母からの便り/ただ,それだけ(日本ビクターJRT-512)
 レコードジャケット表の写真には4人写っているので,鎮魂歌のメンバーと同じと思われる.
ジャケットに何も解説がないので詳細は不明であり,1972年の発売である.前後の発売
レコードにはシモンズが並んでいる.

   ジャケット表面  ジャケット裏面  母からの便り  ただ,それだけ


(2004.8.22開始,2004.9.28更新)